高級時計ブランドの格付けを知ろう!歴史・高級感・知名度でランク分けしたTOP10

時計大好きなTomです。基本的にロレックスが好きです。しかもポールニューマンモデルなんていいですね。昔一時所有してたのですが、売ってしまいました・・・。

 

高級時計ブランドといえば、ロレックスやオメガなどが有名ですが、実はそれ以外にも多くの魅力的なブランドがあります。しかし、それぞれのブランドの特徴や立ち位置を知るのはなかなか難しいものです。そこで、この記事では、高級時計ブランドを「歴史・伝統」「高級感」「知名度」の3つの観点で格付けし、ランキング形式でご紹介します。この記事を読めば、高級時計ブランドの魅力や違いが一目瞭然になりますよ。

目次

  • 高級時計ブランドの格付けとは?
  • 高級時計ブランドの格付け基準
  • 高級時計ブランドの格付けランキングTOP10
    • 第1位:パテック・フィリップ
    • 第2位:ヴァシュロン・コンスタンタン
    • 第3位:オーデマ・ピゲ
    • 第4位:ブレゲ
    • 第5位:ランゲ&ゾーネ
    • 第6位:ロレックス
    • 第7位:オメガ
    • 第8位:IWC
    • 第9位:ブライトリング
    • 第10位:グランドセイコー
  • まとめ

高級時計ブランドの格付けとは?

高級時計ブランドとは、一般的には数十万円から数千万円まで幅広い価格帯で販売されている、高品質で高級感のある腕時計のブランドを指します。しかし、価格だけではなく、歴史や伝統、技術やデザイン、人気や知名度など、様々な要素が高級時計ブランドの評価に影響します。そこで、高級時計ブランドを客観的に比較するために、ある基準に沿って格付けすることがあります。格付けすることで、各ブランドの特徴や強み、立ち位置を明確にすることができます。

高級時計ブランドの格付け基準

今回は、以下の3つの基準で高級時計ブランドを格付けしました。

  • 歴史・伝統:創業年や継続性、歴史的な功績や影響力などを評価します。
  • 高級感:主力商品の価格帯や品質、外装やムーブメントの美しさや精度などを評価します。
  • 知名度:インターネット検索数やメディア露出度、顧客層や市場シェアなどを評価します。

これらの基準については、それぞれ120点満点で採点しました。そのうち「歴史・伝統」と「高級感」は特に重視しました。また、「知名度」は100点満点で採点しました。合計すると340点満点となります。採点は5点刻みで行いました。同じ得点の場合は、「歴史・伝統」と「高級感」が高い順に順位をつけました。

高級時計ブランドの格付けランキングTOP10

それでは、高級時計ブランドの格付けランキングTOP10を発表します。各ブランドの特徴や代表モデル、参考買取価格なども併せてご紹介します。

第1位:パテック・フィリップ

  • 創業年:1839年
  • 歴史・伝統:115点
  • 高級感:120点
  • 知名度:95点
  • 合計得点:330点

高級時計ブランドの頂点に君臨するのは、パテック・フィリップです。世界三大時計の中でも最高峰とされ、ローマ教皇やヴィクトリア女王などの名だたる顧客を持ちます。自社製品であれば永久に修理することを謳っており、「パテック・フィリップシール」という規格で内外装の美しさと精度の高さを保証しています。価格帯は600万円から1億6000万円までと幅広く、中古市場でも高値で取引されています。代表モデルは、ドレス系の「カラトラバ」やスポーツ系の「ノーチラス」です。

第2位:ヴァシュロン・コンスタンタン

  • 創業年:1755年
  • 歴史・伝統:120点
  • 高級感:120点
  • 知名度:90点
  • 合計得点:330点

高級時計ブランドの中で最も古い歴史を持つのが、ヴァシュロン・コンスタンタンです。創業以来一度も途切れることなく時計製造を続けており、「世界最古の時計ブランド」と呼ばれています。目利きや愛好家に人気のブランドであり、エレガントかつ控えめなデザインが特徴です。多くの時計で世界最高峰の認定「ジュネーブシール」を獲得しており、品質や技術にも定評があります。価格帯は250万円から800万円までとなっています。代表モデルは、ドレス系の「パトリモニー」やスポーツ系の「オーヴァーシーズ」です。

第3位:オーデマ・ピゲ

  • 創業年:1875年
  • 歴史・伝統:110点
  • 高級感:120点
  • 知名度:95点
  • 合計得点:325点

世界三大時計の中で最も前衛的なブランドが、オーデマ・ピゲです。1972年に発表した「ロイヤルオーク」は、高級時計として初めてステンレスを使用した歴史に残る超名作です。現在でも入手が困難なほどの超人気モデルです。一方で、ドレス系は他2社に比べてマイナーですが、歴史的には名作もたくさんあります。価格帯は250万円から800万円までとなっています。

第4位:ブレゲ

  • 創業年:1775年
  • 歴史・伝統:120点
  • 高級感:110点
  • 知名度:85点
  • 合計得点:315点

天才時計技師アブラ

アム=ルイ・ブレゲが創業したブレゲは、時計の歴史に多大な影響を与えたブランドです。「トゥールビヨン」「パーペチュアルカレンダー」など、ブレゲの発明なくして現在の時計業界はなかったでしょう。知名度としては世界三大時計ブランドに及びませんが、「時計の歴史を200年早めた」と言われるブレゲの輝かしい功績は五大ブランドとして称えられるに誰もが納得します。価格帯は100万円から400万円までとなっています。代表モデルは、クラシック系の「クラシック」やマリン系の「マリーン」です。

第5位:ランゲ&ゾーネ

  • 創業年:1845年
  • 歴史・伝統:115点
  • 高級感:115点
  • 知名度:80点
  • 合計得点:310点

ドイツ時計ブランドの最高峰であるランゲ&ゾーネは、世界五大時計に入る唯一の非スイスブランドです。グラスヒュッテで創業された同ブランドは、第二次世界大戦によって一度は経営が途絶えてしまいますが、1994年に見事復活を果たします。現在はリシュモングループの傘下に入っていますが、ドイツ職人の気骨は創業当時から衰えず。ランゲ1やサクソニアといった芸術品とも呼べる高級時計を世に送り出しています。価格帯は300万円から600万円までとなっています。

第6位:ロレックス

  • 創業年:1905年
  • 歴史・伝統:105点
  • 高級感:110点
  • 知名度:120点
  • 合計得点:335点

高級時計ブランドといえばロレックスというほど、圧倒的な知名度と人気を誇るブランドです。世界初の防水時計「オイスター」や世界初の自動巻きクロノメーター「パーペチュアル」など、革新的な技術やデザインを次々と生み出してきました。また、エベレスト登頂やマリアナ海溝潜航など、人類の偉業にも同行しており、その耐久性や信頼性も折り紙付きです。価格帯は50万円から3000万円までと幅広く、中古市場でも高値で取引されています。代表モデルは、スポーツ系の「サブマリーナー」や「デイトナ」、ドレス系の「デイトジャスト」や「デイデイト」です。

第7位:オメガ

  • 創業年:1848年
  • 歴史・伝統:110点
  • 高級感:105点
  • 知名度:115点
  • 合計得点:330点

ロレックスに次ぐ知名度と人気を持つブランドがオメガです。オメガは、月面着陸やオリンピック公式計測など、数々の歴史的な場面に立ち会ってきました。また、ジェームズ・ボンドやスーパーマンなどの映画にも登場しており、そのセレブ感やカッコよさも魅力です。価格帯は20万円から300万円までとなっています。代表モデルは、スポーツ系の「スピードマスター」や「シーマスター」、ドレス系の「コンステレーション」や「デ・ビル」です。

第8位:IWC

  • 創業年:1868年
  • 歴史・伝統:110点
  • 高級感:105点
  • 知名度:110点
  • 合計得点:325点

ドイツとスイスの技術とデザインを融合させたブランドがIWCです。IWCは、航空時計やダイバーズウォッチなど、機能性と耐久性に優れた時計を多く製造してきました。また、ムーブメントの美しさや精度も高く評価されており、自社製キャリバーを多く搭載しています。価格帯は20万円から300万円までとなっています。代表モデルは、航空系の「パイロットウォッチ」や「ポルトギーゼ」、ダイバーズ系の「アクアタイマー」や「インジュニア」です。

第9位:ブライトリング

  • 創業年:1884年
  • 歴史・伝統:105点
  • 高級感:105点
  • 知名度:110点
  • 合計得点:320点

航空時計の代名詞として知られるブランドがブライトリングです。ブライトリングは、世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントを開発したほか、航空機の計器としても使用されるなど、クロノグラフの分野で多くの功績を残してきました。また、スポーティで洗練されたデザインも魅力的です。価格帯は15万円から200万円までとなっています。代表モデルは、航空系の「ナビタイマー」や「クロノマット」、ダイバーズ系の「スーパーオーシャン」や「アベンジャー」です。

第10位:グランドセイコー

  • 創業年:1881年(セイコー)
  • 歴史・伝統:105点
  • 高級感:100点
  • 知名度:105点
  • 合計得点:310点

日本が誇る高級時計ブランドといえばグランドセイコーです。グランドセイコーは、セイコーの最高峰ブランドとして1960年に誕生しました。その後、機械式時計だけでなく、クオーツ時計やスプリングドライブ時計など、独自の技術で世界に衝撃を与えました。また、外装やムーブメントの仕上げも非常に美しく、日本的な精緻さと美意識が感じられます。価格帯は10万円から200万円までとなっています。代表モデルは、「グランドセイコー」シリーズ全般です。

まとめ

高級時計ブランドを格付けすることで、各ブランドの特徴や違いがわかりましたね。高級時計ブランドにそれぞれに歴史や伝統、技術やデザイン、人気や知名度など、様々な魅力があります。自分の好みや予算に合わせて、自分にぴったりの高級時計ブランドを見つけてみましょう。また、高級時計ブランドの時計は、資産価値が高く、中古市場でも需要があります。もし手放すときには、買取専門店に相談してみるといいでしょう。

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