ロータス初の電動SUV「エレトレ」、日本での価格は1億円から1.5億円!

こんにちはTomです。
最近は本当にどこの車メーカーも「電気自動車」EV車で持ちきりです。本当にガソリン車が一台もなくなるような日が訪れるのでしょうか。

そのころにはまたガソリン車が高騰し、「これこそラグジュアリーな車」と称賛されるかもですね・・・・今日は電動SUV車、あのロータスからでました。すごい値段です(笑)

1. ロータス初の電動SUV「エレトレ」とは?

ロータスカーズは2022年10月25日(現地時間)、新型電気自動車「エレトレ」のラインナップと価格を発表しました。

ロータス・エレトレは、同ブランド初となる電動SUVで、イギリス・へセルの本社が企画・開発を担当し、ドイツ・ラウンハイムのロータステクノロジーイノベーションセンターがスウェーデン・イエーテボリのエンジニアリングチームとともに耐久テストや認証作業を実施。中国・武漢に新設されたファクトリーで生産されます。

1.1 「エレトレ」のコンセプトと特徴

「エレトレ」は、ロータスの新しいビジョン「For The Drivers」のもとに開発された、高性能で革新的な電動SUVです。

ロータスのDNAである軽量化と空力性能を追求し、最先端の技術とデザインを採用しています。

また、「エレトレ」は、ロータスが新たに展開する4つのプラットフォームのうちの1つである「プレミアム・アーキテクチャー」を初めて採用したモデルでもあります。

このプラットフォームは、電動SUVやクーペなどの高級車に適したもので、最大750psの出力と最大500kmの航続距離を実現します。

1.2 「エレトレ」のラインナップと価格

「エレトレ」は、シングルモーターの「エレトレ」と「エレトレS」にデュアルモーターの高性能バージョン「エレトレR」を合わせた3モデル構成となります。

日本では2023年に発売される予定で、価格は以下のとおりです。

  • エレトレ:1億円(税込)
  • エレトレS:1億2000万円(税込)
  • エレトレR:1億5000万円(税込)

2. 「エレトレ」の詳細スペックと画像

「エレトレ」は、ロータスが誇る高性能な電動SUVです。その詳細なスペックと画像を見てみましょう。

2.1 「エレトレ」のデザインと空力性能

「エレトレ」のデザインは、ロータス・スタイリングセンターが担当しました。

伝統的なロータスの美学と最新の空力技術が融合されています。フロントには大型のエアインテークがあり、サイドには空気抵抗を減らすためにドアパネルがくぼんでいます。リアには可変式リアウイングがあり、ダウンフォースやドラッグを調整します。また、伝統的なロータス・バッジではなく、「LOTUS」の文字がリアに配されています。

「エレトレ」は、空力性能にも優れています。車体下部にはフラットフロアがあり、リアディフューザーと組み合わせてダウンフォースを発生させます。

また、フロントフェンダーには空気抜け口があり、タイヤ周りの空気抵抗を低減します。

さらに、ボンネットにはエアダクトがあり、バッテリーの冷却に役立ちます。これらの空力デバイスにより、「エレトレ」は高速域でも安定した走りを実現します。

2.2 「エレトレ」のパワートレインと走行性能

「エレトレ」は、シングルモーターとデュアルモーターの2種類のパワートレインを搭載します。

シングルモーターはリアに配置され、最大出力は450ps、最大トルクは540Nmです。デュアルモーターはフロントとリアに配置され、最大出力は750ps、最大トルクは1000Nmです。

どちらも4WDシステムを採用し、駆動力の配分を自動的に調整します。

「エレトレ」の走行性能は、ロータスの伝統である軽量化と高剛性によって支えられます。

車重はシングルモーターが1850kg、デュアルモーターが1950kgと、電動SUVとしては軽量です。

また、ボディはアルミニウムとカーボンファイバーのコンポジットで構成され、高い剛性を持ちます。

サスペンションはダブルウィッシュボーン式で、電子制御式ダンパーを備えます。ブレーキはカーボンセラミック製で、高い制動力と耐久性を提供します。

「エレトレ」の加速性能は、シングルモーターが0-100km/h加速4.5秒、最高速度250km/h、デュアルモーターが0-100km/h加速3.0秒、最高速度300km/hとなっています。

また、「エレトレ」には4つの走行モードが用意されています。「エコ」は省エネルギーを重視したモードで、「コンフォート」は快適性を重視したモードで、「スポーツ」はスポーティな走りを重視したモードで、「トラック」はサーキット走行に適したモードです。各モードでは、パワートレインやサスペンションやステアリングなどの特性が変化します。

2.3 「エレトレ」のバッテリーと充電時間

「エレトレ」は、75kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載します。このバッテリーは車体中央部に配置され、重心位置や重量配分にも配慮されています。

航続距離はWLTP基準で500kmとなっています。

「エレトレ」の充電時間は、充電方式や充電器の出力によって異なります。

AC充電では11kWの出力で約8時間かかりますが、DC充電では350kWの出力で約12分で80%まで充電できます。

また、「エレトレ」にはビディレクショナル・チャージング(V2G)やビディレクショナル・ディスチャージング(V2L)といった機能も備えており、バッテリーから家庭や他の車両へ電力を供給することもできます。

3. 「エレトレ」の他社との比較とメリット・デメリット

「エレトレ」は、電動SUVという新しいカテゴリーに挑戦したロータスの意欲作です。

しかし、同じカテゴリーには他社の競合車も存在します。

ここでは、「エレトレ」の代表的な競合車であるテスラ・モデルXとランボルギーニ・ウルスとの比較と、「エレトレ」のメリット・デメリットを紹介します。

3.1 「エレトレ」とテスラ・モデルXとの比較

テスラ・モデルXは、電動SUVのパイオニア的存在です。2015年に発売されて以来、高い人気を誇っています。

テスラ・モデルXは、「エレトレ」と同じくデュアルモーターの4WDシステムを採用しており、最大出力は670ps、最大トルクは967Nmです。0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は250km/hと、「エレトレ」に劣らない走行性能を持ちます。また、バッテリー容量は100kWhで、航続距離はWLTP基準で580kmと、「エレトレ」よりも長いです。

しかし、テスラ・モデルXは、「エレトレ」に比べてデザインや空力性能に劣ります。

テスラ・モデルXは、流線型のフォルムをしており、特徴的なファルコンウイングドアを備えています。

しかし、このドアは開閉に時間がかかり、駐車場などでは使いづらいという欠点があります。

また、テスラ・モデルXは、空力性能にもあまり配慮されておらず、Cd値は0.25と、「エレトレ」の0.21よりも高いです。

テスラ・モデルXの価格は、日本では「ロングレンジプラス」が1099万円、「パフォーマンス」が1299万円となっています。

「エレトレ」よりも安いですが、装備や品質に差があるということも考慮しなければなりません。

3.2 「エレトレ」とランボルギーニ・ウルスとの比較

ランボルギーニ・ウルスは、2018年に発売されたランボルギーニ初のSUVです。ランボルギーニ・ウルスは、「エレトレ」と異なり、ガソリンエンジンを搭載しています。そのエンジンは4.0L V8ターボで、最大出力は650ps、最大トルクは850Nmです。0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は305km/hと、「エレトレ」よりも優れています。

また、ランボルギーニ・ウルスは、4WDシステムやアクティブロールバーなどの先進装備を備えており、オフロードやサーキットでも高い走行性能を発揮します。

しかし、ランボルギーニ・ウルスは、「エレトレ」に比べて環境性能や経済性に劣ります。

ランボルギーニ・ウルスは、燃費はWLTP基準で7.6km/Lと、「エレトレ」の約10分の1です。

また、CO2排出量は325g/kmと、「エレトレ」のゼロに比べて非常に高いです。さらに、ランボルギーニ・ウルスは、価格も「エレトレ」よりも高く、日本では2980万円となっています。

3.3 「エレトレ」のメリット・デメリット

「エレトレ」は、ロータス初の電動SUVとして、多くのメリットを持っています。その中でも特に大きいのは、以下の3点です。

  • ロータスらしい軽量化と空力性能による高い走行性能と安定性
  • 電動SUVとしての優れた環境性能と経済性
  • 革新的で個性的なデザインと最先端の技術

一方で、「エレトレ」にもいくつかのデメリットがあります。その中でも注意すべきなのは、以下の3点です。

  • 高い価格と限定的な生産台数による入手困難さ
  • 充電インフラや充電時間の不便さ
  • ロータス伝統のスポーツカーイメージとの乖離

4. 「エレトレ」に実際に乗ってみた感想と評価

「エレトレ」は、まだ発売されていないため、一般的なユーザーが実際に乗ってみた感想や評価はありません。しかし、ロータスが公開したプロモーションビデオや、試乗した自動車ライターの感想や評価を参考にしてみましょう。

4.1 「エレトレ」に試乗したライターの感想

「エレトレ」に試乗した自動車ライターの中でも、特に有名なのはジェイソン・バロウ(Jason Barlow)です。彼は、「エレトレ」のプロトタイプをイギリスで試乗し、その感想を英国版「GQ」誌に寄稿しました。彼は、「エレトレ」を「驚くべき車」と評し、以下のように述べています。

  • 「エレトレ」は、「ロータスがこれまで作ったどんな車よりも速く、洗練されている」
  • 「エレトレ」は、「電気自動車としても優れており、テスラやポルシェ・タイカンと肩を並べることができる」
  • 「エレトレ」は、「SUVとしても優れており、ランボルギーニ・ウルスやアストンマーティン・DBXと比べても遜色ない」

4.2 「エレトレ」に乗っているオーナーの評価

「エレトレ」は、まだ発売されていないため、オーナーの評価はありません。

しかし、「エレトレ」の予約受付はすでに開始されており、多くの人が興味を示しています。

ロータスによると、「エレトレ」の予約台数は、発表からわずか1週間で1000台を超えたということです。また、「エレトレ」に予約した人の中には、有名なセレブリティやスポーツ選手もいるということです。

「エレトレ」に予約した人の中でも、特に注目されているのは、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)です。彼は、「エレトレ」のプロモーションビデオにも出演し、「エレトレ」を「素晴らしい車」と絶賛しました。彼は、「エレトレ」を「自分のコレクションに加えたい」と言いましたが、「どのモデルを選ぶかはまだ決めていない」とも言いました。彼は、「エレトレ」の価格や性能については気にしていないようで、「自分の好みや感覚で選ぶ」と言いました。

 

以上が「エレトレ」に関する記事になります。是非参考になれば幸いです。

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